連続テレビ小説「てるてる家族」は、とても良いです。
NHK-BSでの再放送、残り半分です。

主人公の四姉妹は、子供時代が7週間描かれました。
最近の朝ドラに比べて長いのですが、
家庭環境、成長過程を丁寧に描いているので納得です。

食べ物が大切に扱われているのも好感が持てます。
貧しい家族がパンの耳を喜んで食べているシーンは泣けます。

物語は、大阪の下町人情コメディさらに将来大物になる姉妹の実話です。
戦後の時代背景もしっかり描かれています。
日清食品創業者の安藤百福によるチキンラーメン開発秘話には驚きました。
えっ? この家族と本当に接点があったの?? だとしたらスゴイ!
ネットで調べたらわかると思いますが、調べません。
ラーメン好きな私は、心をつかまれました。

浮気のエピソードは、朝とは思えないほどの強い情念を感じました。
さすが石狩挽歌! なかにし礼によるものでしょうか?

「てるてる家族」は、本当に優れた脚本です。
目を閉じて音声を聴いていると大傑作です
しかし目を開いて映像を見ていると、何かもの足りないです。

画面は引きの絵が多く、役者の顔のアップは少ないです。
ミュージカルシーンには丁度よいと思いますが、
子供時代の引きの絵はツライです。
私は子役達の顔が区別できませんでした。
もっとアップにすればよいのにと思っていました。

なぜこのような画面、絵になったのだろうと考えたら、
ヒントは画面の構図にありました。
昔のアナログ放送は、画面の比率が1.33:1(4:3)でした。
現在のデジタル放送は、1.78:1(16:9)です。

「てるてる家族」はデジタル放送で見ると、
左右に余白を感じます。
左右を少し隠して、アナログ放送サイズで見ると、
完成された構図になります。


cat-wide.jpg


cat-standard.jpg


この作品、当時開発されたばかりのハイビジョンで撮影し、
それを左右の画面を切ってアナログ放送したのだと思います。
よって、監督、カメラマンは迷いを感じながら
絵を作っていたのだろうと思います。
たぶん撮影機材も巨大だったのではないかと思います。

話は変わって、出演者が芸達者で魅力的です。

上野樹里、後に大出世、平野レミの娘になるのは大納得!
石原さとみ、まさか巨人と戦うことになるとは・・・
上原多香子、超アイドルだったよな・・・今のアイドルに例えると・・・
杉浦太陽、まさかあんなことになるとは・・・
ラサール石井、昔から変な役やらされている!?

今の目で見ると、不思議な感覚になります。
それも込みで、楽しいドラマです。

ブル~、ブル~、ブル~スカ~イ、ブル~、スカイ、ブル~




Teru Teru Family
2016.06.19 Sun l 文化 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

サントラと昭和歌謡アルバム
編集長

 CDですが、「てるてる家族オリジナルサウンドトラック」「てるてる家族の昭和歌謡アルバム」があります。

特にサントラは、今は亡き宮川泰御大の晩年の仕事で、シャボン玉ホリデーやゲバゲバ90分、カリキュラマシーン好きにはたまりません。

チェックをおすすめします。
2016.06.19 Sun l 物欲の帝 from CHINA. URL l 編集
No title
情報ありがとうございます。
調べたら、サントラはプレミア価格になっていました。

ドラマに錦戸亮が登場しました。
好青年演技がとてもよいです。
2016.06.29 Wed l 編集長. URL l 編集

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