映画 『 死刑執行人 』 の原案


近未来の日本、死刑制度が廃止された時代の話。

仕事が無い人間が増えすぎ、生活保護の制度が破綻した。
貧富の差は広がり、貧困層は飢えていた。
生きていくために強盗、殺人をする者も増加した。
生活に困ったために起こした犯人には同情が集まり、
やがて死刑制度は廃止された。
しかし、死刑制度が無くなったことで、犯罪を起こす者が増えてしまった。
殺人をすれば、刑務所の中で衣食住が補償され生きて行かれる。
刑務所は囚人であふれかえった。

刑務所で死刑の手配をする男がいた。
死刑制度廃止前は仕事があったが、廃止後には仕事が無くなった。
しかし、国の提案により、死刑のための設備は有効活用されることになった。
現在、男はその仕事をしている。
貧困のため自殺をする人間が増加し、鉄道自殺も増えた。
交通システムの麻痺を防がなければならない。
自殺志願者には刑務所内の処刑器具を安楽死システムとして
無料で使えるサービスを開始した。

男は、次々にやってくる自殺志願者と相談し、安楽死のコーディネートを行った。
首つり、薬物、電気、ガスなどの説明、遺体の処理方法を決めていく。
自殺志願者の中には、自殺を止め、帰って行く者もいた。
死ぬ前に感謝の言葉を述べる者もいた。
男は様々な人間の人生を知ることになる。

刑務所の中には囚人があふれかえった。
本来収用出来る人数を超え、経費もかかり、限界状態になった。
与えられる食料も減り、囚人達は暴動寸前になった。
そこで次のような事が非公式で実施された。
刑務所内で殺人をすれば、加害者はその人数に応じて待遇を改善する!
さらなる殺人をしても死刑にはならない。

刑務所内で殺人が始まった。
腕力のある者は次々と弱い者を殺害していった。
弱い者は別な腕力のある者を頼った。
刑務所内は、強い者を中心とするグループが複数できた。
殺人はグループ同士の闘いになっていった。
囚人の数は激減し、刑務所の経費削減は成功した。

男のところには囚人もやってきた。
刑務所内の現状に耐えられず、安楽死を選ぶのだった。
あまりにも非道い現状に男は守秘義務違反を承知で内部告発をした。
世の中は震撼した。
そして死刑制度廃止は誤りだとなった。
死刑制度は復活した。

死刑制度復活により、死刑のための設備の運用も昔に戻った。
男の仕事も元に戻った。
刑務所内で殺人をした囚人達は次々に死刑になった。
最も腕力のある囚人が死刑なる前に、男と会話をする。
自分の人生は何だったんだ、国の制度とは何なんだ・・・




以上の物語は、私の創作です。
人権、死刑廃止、生活保護、貧困層の拡大などについて考えていたら、
それらが結びつきました。
数週間前に思いつきました。

私の頭の中ではすでに映像作品になりつつあります。
静と動の切り替えがポイントです。
人物の細かい設定を考えたり、エピソードを挿入したりすれば、
脚本になりそうです。

最近、人様が書いた脚本の悪口を言うようになりました。
同時に「だったらオマエはどうなんだ!」
「自分が出来ない事で、他人様に文句を言うんじゃね~よ!」
と自問自答しています。
現在の自分に創作は出来るのか?・・・という事で書きました。

残虐、血みどろ、救いようのないオチ・・・これじゃモテないはずだ・・・

イノッチが『ピカ☆ンチ』の原案を創作したのとは大違い・・・



2012.11.28 Wed l 自分用メモ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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